オリジナル


靴箱をリニューアルしました。
靴の納品時に「箱は要りません。」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、ほしいと言っていただける箱を作りたい思い、試作を重ね、ようやく完成致しました。
男性用は黒、女性用は赤とし、さらに内側は工房の壁の色である淡いブルーに仕上げています。
まだ、企画途中ですが、靴袋、シューキーパーなどオリジナルを考えています。




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一心不乱に


靴作りにおいて、自分がもっとも大切にしている工程は、やはり木型作りです。
それは、靴の良し悪しは、7~8割木型で決まるといってもいいすぎではないからです。
毎回毎回、ご注文をいただいて木型を削りますが、その際に必要な事として当然、その方の足型がありますが、それ以外にその方の雰囲気、服装を大切にしています。
「木型をつくるのに?」と問いかけられることもありますが、木型こそ、靴のベース。仮靴などを作りながら木型を修正していきますが、これでいいのか、もう少し削った方がいいのかと悩み悩み悩みます。

時間をかければ、かけるほどわからなくなってくることもありますが、最終的には、手で感じ想像して、オーバーですが、一心不乱に時を忘れて削ります。
なので、木型作りは、店を閉めてからの深夜におよぶこともしばしばです。
ただただ、オーナー様らしい木型を靴を作りあげていくために、木と時間を根気よく削っていきます

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