11月も終わり、、、



いよいよ、今年もあと一ヶ月となりました。

毎年、いろんな方の靴を作らせていただきます。

初めてご注文をなさる方、2足目、3足目と何足目かになる方など。

初めての方は、もちろんなのですが、何足目かになる方でも、必ず仮靴を作らせていただきます。例え同じデザインで、色違いだったとしてもです。

それは、やはり少しでもお客様と自分が思い描いているものに、違いがないかという確認のためや履き心地、見た目も含め、もっとよい靴を作りたいという自分の思いのために。

そのために、何度もお店に足を運んでいただきますが、ある意味、そこがビスポークのよいところでもありますし、少し面倒なところかもしれないです。

とはいえ、最終的に、いかによい靴ができるかが大事ですが、その過程もビスポークの良さとして楽しんでいただけたらと思います。

残り一ヶ月、精いっぱい頑張って良い靴を作っていこうと思います

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手縫い作業



靴の製甲作業は、ミシンで縫いあげていく部分と、手縫いで行う部分があります。ミシンと手縫いは、当然ミシンの方がスピードは速いですが、手縫いはミシンより強く縫えます。

カンヌキと呼ばれる靴の一番テンションがかかる場所は、ミシンで縫うこともありますが、紳士靴のような革の厚いものだと糸がほどけることもあり、手縫いで行います。

それ以外にも、モカの部分(Uチップ)も行います。その場合は、強度というより、どちらかといえばデザインとして縫っています。

このように、縫うという作業も様々で、一つ一つ意味のある作業を重ねつつ、靴を作り上げていきます。

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