フィッティングの好み


毎回、木型削りには神経を使います。
靴のフィッティングは、木型が7割、靴の造りが3割だと自分は思ってます。
フィッティングでは、最低あわせないといけない箇所はありますが、それ以外はその方の好みによって変更します。
それは、味の好みとも似ているかもしれません。
味の好みも多種多様あるようにフィッティングの好みも様々です。
それを仮靴を作ることで、お好みを知り、さらに製法や、革使いに反映させていきます。
この感覚は、、たくさんの好みの方と接することで感じ、覚え、磨かれていくのだと思います。

0 コメント:

コメントを投稿

より快適に
















先日、奥の作業場との間に引き戸がつきました。
作業環境に問題があり、以前から気になっていましたが、今回も家具職人の御幡さん(http://www.mihataya.com/furniture.html)に製作していただきました。
奥で作業していてもお客様の来店を確認できるように、部分的にガラスにしていただき、さらに引き戸の取手の部分にもユニークな加工がされてます。
それは、取手の裏から革が差し込めるようになっていまして、気分によって変えれるようになっています。
ちょっとした職人の遊び心なんだと思いますが、同じ職人として感心します。
お店も移転して、もうすぐ三年がたちますが、工房もより快適な空間になっていってます。

0 コメント:

コメントを投稿