一気に


革の裁断を行う際に、まず、革の伸びや皺,傷などをチェックし、型紙を型入れ(革に印をつける)をしていきます。
そして、裁断をおこなっていきますが、革の面に対しカッターの刃を垂直にいれ、一筆書きのように滑らかに一気にカットします。途中で、刃物を止めると、その部分が滑らかに美しく見えません。
本当に一つ一つの作業が細かく、技術がいりますが、それをこなしてこそよい靴が出来上がります。
この後、ミシンがけに入りますが、カットしたラインに沿って正確にミシンがけ行っていきます。



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そろそろ


「その革エプロンいいねぇ」とお客様によく言われます。
実はこのエプロン、使い始め、五年ほど経ちます。すっかり年季がはいり、いい雰囲気になりました。
しかし、近頃は、ところどころ穴があいて、革自体が劣化してきました。
そこで、新しいものを作ろうと思います。
仕事の合間を使ってすこしずつ進め、近日中には、ブログにアップできると思います。
なお、エプロンのご注文はお受けしておりませんのであしからずです(笑)

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お盆もすぎ



お盆が過ぎたとたんに、夜風がずいぶん涼しくなってきました。
まだ秋には早いですが、秋といえば読書の秋。
自分はといえば、最近は、ファッションに関する本を読んでいます。
ファッションの世界も温故知新、今はファッションの歴史をよんでいます。
ファッションは、その時代を表すものでもあり、当然、そのファッションに合わせる靴もあり、なぜそのデザインが生まれたのかといろいろいろと読みとくのが面白いです。
ちなみに、店には、本棚を置いています。
お客さんにも手にとっていただけたらと、洋書など様々に置いています。
(今のところレンタルや販売はしてません(笑))
少しずつ入れ替えをしていますが、これぞ!という本のご紹介もお待ちしています。

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創造力を働かせて





木型を削る際、出来上がった靴が1割程度大きくなるため(革の厚みや、芯材があるため)その分をみこして木型を削っていきます。
木型削りは、彫刻のようなもので立体的にとらえながら、削るラインも美しく滑らかに削っていかなくてはなりません。
靴づくりは、まさに、創造力。
靴の片鱗を表してきた木型に触れながら、見た目だけでなく、履いた感じ、歩いた感じまでも木型を触りながら創造して、少しずつ削り作っていきます
その過程は、楽しくもあり、難しくもあり、決して人には頼めない、自分と靴との対話でしかなりたたない作業です。
そうして、しっかり対話した木型から靴へと変わっていきます。

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ひらけごま?


























今日から八月です。
お店を移転してもう一年半!本当にあっという間です。
オープン当初は、なんの店かわからなかったり、バン屋さんですか?とかカフェですか?といわれたこともありました。
最近は、そういうことはありませんが、まだお客様に慣れていただけてないことがあります。
それは、お店の入り口です。
うちのお店の入り口は、押し戸になっていまして、初めてお越しの方は入り口で戸惑ってしまわれます。(シャッターの問題もあります。)
設計してくれた友人いわく、お客様を招きいれるということで押し戸にしたんだということでした。
なので、革の部分をぐっと押して合言葉は、『ひらけごま』ではなく『こんにちは』でけっこうです。
どうぞ、扉に慣れるほどお越しください
お待ちしております。

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