創造力を働かせて





木型を削る際、出来上がった靴が1割程度大きくなるため(革の厚みや、芯材があるため)その分をみこして木型を削っていきます。
木型削りは、彫刻のようなもので立体的にとらえながら、削るラインも美しく滑らかに削っていかなくてはなりません。
靴づくりは、まさに、創造力。
靴の片鱗を表してきた木型に触れながら、見た目だけでなく、履いた感じ、歩いた感じまでも木型を触りながら創造して、少しずつ削り作っていきます
その過程は、楽しくもあり、難しくもあり、決して人には頼めない、自分と靴との対話でしかなりたたない作業です。
そうして、しっかり対話した木型から靴へと変わっていきます。

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