形で合わせる




よくお客様に、足のサイズについて聞かれることがあります。ある方は、自分が足の幅が広いので広い靴(E,EEと表示されているもの)を買うのですが、あわないため相談をうけます。
たしかに、サイズを計らせていただいて足幅など測ってみると寸法はあっています。しかし、合わない理由としては、それはあくまで数字的にあっているだけでやはり大事なことは、その方の足の形と靴の形があっているかということです。
わかりやすくいえば、一つの円があった時に円周が同じでもいろいろな形ができるように足のサイズも寸法が一緒でも様々な形になります。
なので、木型を削るときなどは当然、寸法をあわせていきますが、その方の形にあわせていくことも非常に大事です。
その方に合うものというのは、本当に難しいと思います。だからこそ、靴職人は、必要なのだと強く思います

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